大学院(修士課程)案内
3/36

総体的能力を上げる大学院History of The Open University of Japan 1981年 6月放送大学学園法(1981年法律第80号)公布・施行1981年 7月放送大学学園設立1983年 4月放送大学学園により放送大学設置1985年 4月放送大学学生受け入れ開始 1989年 4月第1回卒業式の挙行■沿革1998年 1月CSデジタル放送による全国放送開始1998年 10月全国の学習センターで全科履修生受け入れ開始2001年 4月放送大学大学院修士課程設置2002年 4月放送大学大学院修士課程学生受け入れ開始 2003年 10月放送大学学園法(2002年法律第156号)の施行に伴い特殊法人から特別な学校法人に移行2004年 3月最初の大学院修士課程学位記の授与2006年 12月地上デジタル放送開始(関東エリア) 2010年 5月学生サポートセンター設置 2011年 10月BSデジタル放送開始2014年 4月放送大学大学院博士後期課程設置2014年 10月放送大学大学院博士後期課程学生受け入れ開始2015年 4月オンライン授業開設02 大学院と聞くと、大学より高度な知識を身に付けるところと思っている方が多いかと思います。確かにそれを否定はしませんが、大学院の主な役割は、自分の考えをきちんとまとめ、それを正しく他人へ伝える技術の研鑽とそれを支える確かな思考法の構築にあります。学部のような講義型の科目を受講して単位を修得することだけの生活を想像していた方には大きなズレを感ずることになります。 修士課程へ進学すると、まず指導教員が決定され、多くの場合、その教員のゼミに参加することになります。ゼミでは、指導教員の指導により、各自の論文のテーマが議論され、その完成に向けて互いに切磋琢磨することになります。なお、遠隔教育の大学ですからゼミはインターネットを利用する場合もあります。それと並行して、修士課程の講義を受講することになります。学部より高いレベルの講義もありますが、より広い知識を与える講義も多く開設されています。要するに、講義については、学部よりどちらかというと「広さ」が要求されるのです。 修士論文とは何かというと、まず、何か新しい概念や知識の創出を要求されます。学部のレポートに見られるように、知っていることを書くだけでは駄目なのです。今迄、世の中に知られていた知識体系に、あなたが何を新しい知識として加えることができるかが、徹底して要求されます。感想文ではいけないのです。今迄とは違った見方、今迄にはなかったアイデア、正に something newが要求されるのです。 続いて要求されるのが、こうした新しい何かをどうやって表現するのかです。論文を書くことだけが要求されると思われがちですが、口頭発表能力も期待されます。自分の持っている概念を、いかに他人にわかるように表現するかという能力が鍛えられるのです。何をテーマにするのか、どんな章立てにするのか、各章には何を書いていくのか、どこが独創的なのか、他人に判りやすく書いているのか、というような議論を積み重ねていくことにより、各自の能力が研ぎ澄まされていくのです。 ぜひ大学院修士課程に入学し、学部の知識に加え、皆さんの総体的能力を上げていただきたいと期待しております。放送大学長岡部 洋一 専門は電子工学、特に超伝導エレクトロニクスにおけるディジタル応用、ブレインコンピュータ、脳磁場の逆問題解析、情報工学。東京大学名誉教授。工学博士(東京大学)。大学院における学習放送大学大学院修士課程の魅力修士全科生修士選科生修士科目生プログラム紹介Q&A 評価される4つの理由学長メッセージ沿革博士後期課程入学者受入方針オンライン授業MESSAGE

元のページ 

page 3

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です