大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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− 5 −人間発達科学プログラム科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要人間発達論特論(ʼ15)住田 正樹(放送大学名誉教授)田中 理絵放送大学客員准教授  山口大学准教授  「人間発達論(ʼ09)」の単位修得者は履修不可平成27年度開設科目2ラジオ人間は誕生から死にいたるまで生涯にわたって発達していく存在である。この人間の生涯にわたる発達の過程を社会的・文化的文脈との関連において考察していくのが発達社会学である。それは具体的には人間の存在の仕方を社会的役割の脈絡の中で捉えていくことを意味する。人間の生涯にわたる発達過程は、発達社会学の視点から社会的役割の移行過程として捉えることができる。そしてその移行過程は社会的役割の学習過程、社会的役割の遂行過程、社会的役割の縮小過程の3つの段階に区分することができる。この講義では、人間の生涯を一連の発達過程と捉え、社会的役割の移行過程という側面から考察していく。教育行政と学校経営(ʼ16)小川 正人(放送大学教授)勝野 正章放送大学客員教授  東京大学教授  「教育行政と学校経営(ʼ12)」の単位修得者は履修不可平成28年度開設科目2ラジオ今日、「教育の構造改革」と呼ばれる教育改革が進行している。今日の教育改革が従来と大きく異なるのは、既存の教育行財政制度のしくみを大きく改編する中で、従来の政策決定と行政運営の諸権限を基礎単位に移譲することを指向しつつ、国から学校までのあらゆるレベルの改革が同時進行的に取り組まれていることである。そうした今日の教育改革とその下での教育・学校の問題を考える。既存の教育行財政制度の改編が進んでいる中で、国と地方の教育政策や教育行政の実情と課題、教育の中核的担い手である教職員の問題、学校を巡る新たな環境と学校経営の課題など、教育行政と学校経営が直面する現代の問題と政策課題を学ぶ科目としたい。生涯学習の新たな動向と課題(ʼ18)立田 慶裕放送大学客員教授 神戸学院大学教授 平成30年度開設予定科目2ラジオ世界の生涯学習は21世紀に入り大きく発展しており、本講義ではその新たな理論と実践の動向を整理して検討しつつ、問題点や克服すべき課題などの新たなテーマを体系的に論じる。学部レベルの「生涯学習論」や「生涯学習の理論と実践」「現代の生涯学習」が概論や総論といった位置付けであるとすれば、本講義は生涯学習の理論の先端的テーマを取り扱い、世界の実践的な取り組みを紹介しながら、社会的課題の解決に向けた生涯学習への問題関心を喚起する。生涯学習支援・社会教育・学校教育に携わる教育関係者、行政担当者、地域のリーダー、学習コーディネーターや生涯学習に関する大学院レベルの学生を対象とする。海外の教育改革(ʼ15)坂野 慎二放送大学客員教授  玉川大学教授  藤田 晃之放送大学客員教授  筑波大学教授  平成27年度開設科目2ラジオ日本の教育改革は明確な方向性が見いだされていない。諸外国においては、学力保証と人材確保といった戦略が明確になってきている。学力保証のために、学校評価の導入や、教員養成・教師教育の充実等は多くの国に共通する。しかしアジア諸国のような競争型学校教育と北欧諸国の全員参画型教育のように、その方向性は必ずしも一様ではない。また、欧米諸国では、多文化による多様な教育、支援を要する子ども達への教育に力を入れることが、全体的な学力向上のために不可欠な施策となっている。こうした諸外国の教育改革は、教育関係者のみならず、子どもを持つ保護者や、企業関係者にも多くの興味関心を呼び起こすものである。カリキュラム編成論(ʼ17)-子どもの総合学力を育てる学校づくり-田中 博之放送大学客員教授 早稲田大学教職大学院教授 「カリキュラム編成論(ʼ13)」の単位修得者は履修不可平成29年度開設科目2ラジオ本科目は、学校におけるカリキュラム編成の理論と方法について解説することをねらいとしている。理論面においては、歴史的考察をふまえながら、カリキュラム統合、編成法の類型、基盤におく学力観、学年発達等の視点について検討する。一方、方法面においては、学校を基盤としたカリキュラム開発に焦点をあてて、今日の学校が課題としているカリキュラム編成の方法について、実践事例を豊富に紹介しながら解説する。具体的には、習得・活用・探究の関連、言語活動の充実、総合的な学習の時間、教科横断的なカリキュラム編成、学級経営等の視点から考察する。さらに、カリキュラム・マネジメントの最新動向についても実践的な解説を加える。2020年度から実施される新しい学習指導要領の改訂の在り方をふまえた解説も行う。教育文化の社会学(ʼ17)稲垣 恭子放送大学客員教授 京都大学大学院教授 平成29年度開設科目2ラジオ現代社会においては、日常生活や行動を規制してきたさまざまな制度が後退し、個人の選択や判断が前面化するという社会の液状化と個人化が進行しつつある。そのなかで、生きかたのスタイルや価値を改めて問い直し探索しようとする文化現象も現われている。本講義では、文化社会学・歴史社会学の視点から、家族、学校、メディア空間等のなかで維持・共有されてきた教育文化を対象として、その形成と変容の過程をたどりながら、現代日本における新たな教育文化の創造と可能性について考えていきたい。

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