大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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− 6 −科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要道徳教育の理念と実践(ʼ16)押谷 由夫放送大学客員教授 武庫川女子大学大学院教授 平成28年度開設科目2ラジオ道徳教育は教育の根幹である。それをどう考え具体化するか。まず「自分にとっての道徳教育」「社会にとっての道徳教育」という視点から考察する。さらに、理論的押さえをしながら道徳教育についての理解を深めるとともに、心の発達という側面から具体的な道徳教育の在り方や取り組みについて探っていく。そして、諸外国の道徳教育について、全体的動向とともに、アメリカ、イギリス、中国、韓国の動向を具体的に見ていく。そして、我が国の道徳教育の動向と特徴を押さえ、これから求められる生きる力とは何か、「特別の教科 道徳」を中心としてどのような道徳教育が進められようとしているのか、等を論究し、これからの道徳教育の課題と方向性について考える。その中で受講者各自が再度「私にとっての道徳教育」を考えこれからの自らの生き方へとつなげていきたい。成人発達心理学(ʼ17)星 薫(放送大学客員准教授)平成29年度開設科目2ラジオ成人期という、人生で一番長い期間に生じる、生物学的、社会的、および心理学的変化について考える。成人期と老年期の人間が経験する、生物学的、社会的、および心理学的変化や不変化について、様々な視点から眺めてみたい。老年期には我々は、身体的な否定的変化を様々に蒙る。しかしそれは、我々が、青年期を過ぎたら、ひたすら衰退していくだけの存在であるということを意味しない。若い時とは質的に異なった、別の意味や価値を持った存在になるということである。また、最後に特定の人物を長い年月に亘って追跡的に調べ、彼らが老年期に至ってどのようであるかについてのデータも紹介する。現代社会心理学特論(ʼ15)森 津太子(放送大学教授)「現代社会心理学特論(ʼ11)」の単位修得者は履修不可平成27年度開設科目2ラジオ[「臨床心理学プログラム」と共通]本科目では、社会心理学領域の様々な知見について、次の2つの現代的な視点から解説を試みる。第一に、現代の社会心理学がどのようなものなのか、その特徴や動向を紹介する。社会的影響、社会的認知、自己といった社会心理学において特に重要と思われるトピックに加え、感情、自動性など、最近になって特に注目を集めるようになったトピックもとりあげる。第二に、現代的な研究アプローチを紹介する。本科目の中心となるのは、近年、社会心理学において主要な研究アプローチとなっている社会的認知アプローチである。しかしそれに加え、より学際性を帯びた取り組みである、経済学との融合や、人間の社会的行動を環境への適応の産物ととらえる進化論的な考え方、人間の社会的行動の生物学的基盤を探ろうとする脳神経生理学的な研究など、新たな研究アプローチも紹介する。教育心理学特論(ʼ18)三宅 芳雄(放送大学客員教授)白水 始放送大学客員教授  東京大学教授  平成30年度開設予定科目2ラジオ[「臨床心理学プログラム」と共通]教育心理学研究の中心的な課題は学習の心理過程を解明し、よりよい教育の実現に資することである。この科目では学習過程の深い理解に基づいて、自ら教授学習の研究を行うための実力を養う。特に、学習を広く文化、社会の中で捉え、意識的、無意識的な認知過程が引き起こすさまざまな相互作用の解明を基軸にして、教育心理学の研究が現実社会の中で起きている学習に関わる諸問題の解決にどのように寄与するのかを取り上げる。例えば、学習の困難が協調的な学習活動でどのように乗り越えられるかなど、実際の問題の解決にどのように学習研究の知見が生かされるのかを学んでいく。学校臨床心理学・地域援助特論(ʼ15)倉光 修(放送大学教授)平成27年度開設科目2テレビ[「臨床心理学プログラム」と共通]今日、学校の中に臨床心理学の知識と技能を持ったカウンセラーがいて、心理的問題に苦しむ子どもたちやその保護者、あるいは子どもに関わる教職員、さらには地域の人々に対して、さまざまな地域援助活動を行っていることは、多くの市民によく知られるようになった。この事業は、1995年に、文部省(当時)によって公立中学校に臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーが派遣されて以来、飛躍的に発展し、現在では幼稚園から大学まで一貫したシステムへと広がっている。臨床心理士は、スクールカウンセリング以外にもさまざまな地域援助を行っているが、ここではそれらについても触れ、こうした心理臨床活動の現状と課題について、広く実際に即した形で学ぶ。心理・教育統計法特論(ʼ15)小野寺 孝義放送大学客員教授 広島国際大学教授 平成27年度開設科目2ラジオ[「臨床心理学プログラム」と共通]臨床心理学の代表的な研究法は事例研究法であるが、しかしながら、実験法や観察法、調査法などの一般心理学の研究法も臨床心理学の研究法としては無視できない。とりわけ、事例研究法の補完的方法として、また臨床例のモデルとしてのアナログ研究では、調査法が多く採用されている。本講では、教育や心理臨床の場でユーザーとして知っておくべき心理統計法の基本とともに、統計処理の実際について概説する。また、新たな心理統計学の考え方や手法についても紹介していく。人間発達科学プログラム

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