大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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− 9 −臨床心理学プログラム科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要臨床心理実習大場  登(放送大学教授)大山 泰宏(放送大学教授)小野 けい子(放送大学教授)倉光 修(放送大学教授)佐藤 仁美(放送大学准教授)小林 真理子(放送大学准教授)2実習臨床心理プログラムが委託している全国(北海道から沖縄まで)の実習機関において、計90時間の実習が行われる。通常は週1日3ヶ月ほどにわたる。実習内容は、それぞれの機関によって、多少異なるが、心理検査実習・初回面接陪席・病棟実習・デイケアへの参加・グループ療法陪席・スーパーヴィジョン・ケースカンファレンス参加・地域援助活動への参加その他、臨床心理業務の基礎一般を現場において学ぶ貴重な機会である。担当専任教員と各委託実習機関臨床心理士(非常勤講師)の指導のもとに行われる。[「臨床心理学プログラム」所属の修士全科生以外は履修できません。]臨床心理学研究法特論(ʼ18)小川 俊樹(放送大学客員教授)望月 聡放送大学客員准教授  筑波大学講師  平成30年度開設予定科目2ラジオ臨床心理学領域における研究を行う上での方法論、さまざまな研究法について解説する。具体的な研究法として、心理学のすべての分野に通じる観察法や実験法、調査法等、そして主として臨床心理学分野に特化した面接法や事例研究法、神経科学的方法等について説明する。また、心理療法(心理面接)、アセスメント、発達心理臨床、病院心理臨床、産業心理臨床などの臨床心理学の各領域に特徴的な研究法について解説する。なお、臨床心理学研究の特徴と して、クライエントの利益を優先すること、プライバシーを含む倫理的な問題を常に念頭におくことが重要である。心理・教育統計法特論(ʼ15)小野寺 孝義放送大学客員教授 広島国際大学教授 平成27年度開設科目2ラジオ[「人間発達科学プログラム」と共通]臨床心理学の代表的な研究法は事例研究法であるが、しかしながら、実験法や観察法、調査法などの一般心理学の研究法も臨床心理学の研究法としては無視できない。とりわけ、事例研究法の補完的方法として、また臨床例のモデルとしてのアナログ研究では、調査法が多く採用されている。本講では、教育や心理臨床の場でユーザーとして知っておくべき心理統計法の基本とともに、統計処理の実際について概説する。また、新たな心理統計学の考え方や手法についても紹介していく。発達心理学特論(ʼ15)荻野 美佐子放送大学客員教授  上智大学教授  平成27年度開設科目2テレビ[「人間発達科学プログラム」と共通]社会が複雑化し、さまざまな心理的支援を必要とする人々がいる。こうした専門職として臨床心理士が求められている。これら専門職としてだけでなく、私たち自身が自らの生をどのように捉え、意味づけていくのか、そこにどのような社会・文化の影響を受けているのかを捉える理解の枠組みを持つ必要がある。人は、誕生から死に至るその生涯発達の過程で、どのように変化するのか、時間軸と、自己と他者の関係性の軸を、縦糸と横糸としてみていく。発達のとらえ方、重要領域での生涯発達、各時期の発達の特徴と支援について概説する。教育心理学特論(ʼ18)三宅 芳雄(放送大学客員教授)白水 始放送大学客員教授  東京大学教授  平成30年度開設予定科目2ラジオ[「人間発達科学プログラム」と共通]教育心理学研究の中心的な課題は学習の心理過程を解明し、よりよい教育の実現に資することである。この科目では学習過程の深い理解に基づいて、自ら教授学習の研究を行うための実力を養う。特に、学習を広く文化、社会の中で捉え、意識的、無意識的な認知過程が引き起こすさまざまな相互作用の解明を基軸にして、教育心理学の研究が現実社会の中で起きている学習に関わる諸問題の解決にどのように寄与するのかを取り上げる。例えば、学習の困難が協調的な学習活動でどのように乗り越えられるかなど、実際の問題の解決にどのように学習研究の知見が生かされるのかを学んでいく。

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