大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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− 18 −自然環境科学プログラム科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要現代生物科学(ʼ18)加藤 和弘(放送大学教授)二河 成男(放送大学教授)「現代生物科学(ʼ14)」の単位修得者は履修不可平成30年度開設予定科目2オンライン現代における生物学の進展を踏まえ、生物とそれに関わる諸現象の理解のために重要な事項を講義する。生物に特徴的な現象として、遺伝情報の伝達、エネルギー代謝、物質収支の動的平衡、そして自然選択による進化などがある。分子、細胞、器官、個体、個体群、群集といった生物界の主要な階層に着目しつつ、これらについて論じる。また、現代の生物学と人間生活との関連について、特に生物多様性の観点から説明する。生物の種組成データの分析法(ʼ16)加藤 和弘(放送大学教授)平成28年度開設科目2オンラインある場所においてみられる生物の種組成を分析して生息場所としての現状を評価し、さらにその結果を別に計測された環境条件と対応させることにより、生物生息場所としての機能に関係する要因を推測することは、生物生息場所の保全や評価、再生に関する研究や実務において、重要な役割を果たす。本科目は、このような作業を行うにあたって必要な考え方と、データ処理手法について学習する。現代物理科学の論理と方法(ʼ13)米谷 民明放送大学客員教授 東京大学名誉教授 平成25年度開設科目2ラジオ物理学は、物質と時空を研究対象として、普遍的な法則性の理解を深めてきた。その過程で、特定の研究対象だけに限らず、対象の空間・時間スケールを超えて異なるスケールで有効な様々な物の見方(論理)や方法論が発展した。本科目では、従来の科目の一般的分類にとらわれずに、広い範囲で有効性を持つ物理科学の基礎的な考え方・方法論とその具体的応用に焦点を当て、物理科学の基礎としての現代物理学の神髄について最先端の成果や将来の展望も含めて、大学院科目ではあるが、初学者が入門しやすいように工夫した講義を行う。計算で紐解く物質科学・環境科学(ʼ18)橋本 健朗(放送大学教授)安池 智一(放送大学准教授)平成30年度開設予定科目2オンライン近年、物質環境科学においてその存在感を大きく増しているのが計算機シミュレーションである。本講義では、もっとも微視的な観点から物質環境科学に資する分子の電子状態シミュレーションについて学び、大気化学などで重要となる分光学的知見との橋渡しを行う。実際の計算実習を交えることで実践的な知識・技法を習得し、現代的な正しい分子像に基づくものごとの見方を得る。宇宙、地球、そして人類(ʼ18)谷口 義明(放送大学教授)大森 聡一(放送大学准教授)平成30年度開設予定科目2オンライン地球、生命や人類は、膨張する宇宙の進化の中から誕生したものである。これらの創生をもたらした物質やエネルギーの源は何か、また、その転化・変遷・循環のしくみはどのようなものかを本科目で講義する。また、本科目では、宇宙の中の惑星の一つとしての地球、宇宙と地球環境および人類文明の関わりについて、トピックを紹介しながら、学際的な仮説について論理を積み上げて検証する方法を学ぶ。地球史を読み解く(ʼ16)丸山 茂徳放送大学客員教授 東京工業大学特命教授 平成28年度開設科目2テレビ生命惑星地球の歴史をたどりながら、地球と生命の歴史を研究する方法と最先端の現状を紹介する。「なぜ地球が生命の惑星になったのか」という問いに対して、科学者が、どのように、観察からモデルを作成し、それを検証しているのか、地球科学の重要な概念を示しながら紹介する。これまでに明らかになった地球環境の変遷を、システム変動という観点から解説する。システムを拡げることにより、明らかになってきた宇宙と地球の関りを紹介する。いまだ未解明な点、これから行われるべき研究、そして、未来の地球と人間の関りについてまとめる。数理科学(ʼ15)-離散モデル-石崎 克也(放送大学教授)「数理科学の方法(ʼ09)」の単位修得者は履修不可平成27年度開設科目2ラジオ数理科学現象を理解するために、 構造や生成過程を数学的手法を拠り所としてモデル化することは近年盛んに行われてきた。本講義では、離散方程式に注目し、 数理モデルの中で数学的発想がどのように生かされているかを考察する。数学的理論の理解のために、応用例を多く取り入れたり、 定理の可視化に数式処理ソフトMathematicaなどを利用したグラフィックスを組み込みながら、それぞれの数理モデルや数学的理論を解説する。離散方程式の高度な知識を仮定せずとも取り組めるように、 微分方程式との比較をしながら議論を進める。計算論(ʼ16)隈部 正博(放送大学教授)「計算論(ʼ10)」の単位修得者は履修不可平成28年度開設科目2ラジオ最初に、言語、文法とは何かを考える。次に現代言語学の父といわれるチョムスキーの定義した様々な形の文法を学び、それによってどんな言語が生成されるかをみる。次に計算という概念について考える。言語を構成(計算)するための機械であるオートマトンを定義し、様々な種類のオートマトンの形を学ぶ。その後、計算機科学の父といわれるチューリングの定義したチューリング機械を理解し、多くの計算がチューリング機械をつかって表現できることをみる。最後にアルゴリズムとは何かを考える。

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