大学院(博士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
43/55

人間科学プログラム科目名担当教員名単位講義概要教育学研究法(5)「生涯学習研究法」岩崎 久美子 教授2生涯学習論の扱う領域は幅広く、生涯にわたる学習のあらゆる領域が対象となる。このうち、本科目の前半では、体系的な理論構築がなされている成人教育学(アンドラゴジー)を取り上げ、その先行研究を網羅的にレビューする『Learning in Adulthood』(邦訳『成人期の学習』)の各章を講読する。その際、各章で取り上げられている代表的論文を各回1編ずつ精読する。受講者は、成人教育論の論文の概要紹介を行うことで、研究内容や研究方法等を体系的に理解・検討する機会を得る。後半では、受講生が構想する博士論文の先行研究として各自が重要と考える論文の選択と発表を求め、併せて、博士論文としての構想の収斂と具現化に向けた検討と討議を行う。心理学研究法(1)「教育臨床心理学研究法」倉光   修 教授2教育臨床心理学に関する博士論文の作成に当たっては、さまざまな研究法の中でも、その基盤となる実践事例の検討を行う事例研究について理解を深める必要がある。この授業では、教育臨床心理学分野におけるさまざまな対象やアプローチについて、事例を記述した文献講読を行い、討議を行う。それにより、最新の研究理論と研究動向を理解し、自らの研究テーマを深化し、研究方法を精緻化し、博士論文を作成するための基盤を構築する。心理学研究法(2)「臨床心理学研究法」小野 けい子 教授2臨床心理学に関する博士論文の研究テーマについて、関連する重要文献の体系的な文献講読を行い、討議を行う中で、最新の研究理論と研究動向を理解し、研究方法を習得すると共に、自らの研究テーマを深化し、研究方法を精緻化し、博士論文作成のための基盤を構築する。心理学研究法(3)「社会心理学研究法」森  津太子 教授2「人間は社会的動物である」ということばがあるように、私たち人間の認知、感情、行動は、常に他者との関係性の中で構築されている。社会心理学は、そのような“社会に生きる人間の営み”のすべてを学問の対象としており、そのために自ずと扱う範囲は広範かつ、日常生活に密接したものになる。これは社会心理学という学問の面白さであると同時に、“いかにして日常生活の雑音にまみれた事象を、客観性が求められる科学的研究に昇華させるのか”という難しい問題に、社会心理学者を直面させている。本授業では、まず前半で、『Readings About the Social Animal』に収録されている、社会心理学の著名な論文を読み、いかにして過去の社会心理学者たちが、上記のような問題を克服して、興味深い知見を積み重ねてきたかを考察する。受講者は複数回、発表者(レポーター)となり、各回のテーマに沿った論文を紹介する。そして、それをもとに受講生全員で討議を行う。そのうえで授業後半では、各受講者がそれぞれ自らの関心に合致した社会心理学の論文を探して紹介し、そこで使われている研究法の是非と、当人の研究への応用可能性について受講者全員で討議する。心理学研究法(4)「発達心理学研究法」 向田 久美子 准教授2発達心理学における基礎的理論や最新の研究動向、種々の研究方法について、文献購読やレポート発表、討論を通して学ぶ。そのプロセスを通して、受講者の研究テーマの絞り込みと研究方法の精緻化を図り、博士論文執筆のための基盤作りをする。− 5 −

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る