大学院(博士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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社会経営科学プログラム科目名担当教員名単位講義概要社会経営科学特論河合  明宣 教授坂井  素思 教授原田  順子 教授原   武史 教授山岡  龍一 教授 齋藤  正章 准教授 北川 由紀彦 准教授2豊かな生活、質の高い生活というときには、物質的なものを指すだけではない。むしろ、精神的、身体的、社会的、そしてスピリチュアルな豊かさや質の高さを求める必要がある。そして、「人的環境」や「物的環境」、「保健医療環境」、「社会福祉環境」そして「生活者個人の状態」といったものを対象に、多様な角度からアプローチすることによって、はじめて自己の生活の質の向上および他者の生活の質の向上につなげる方策や課題が見えてくる。本科目では、多様さを習得し俯瞰力を身につけることが狙いであるため、オムニバス形式で進め、上記のような研究対象について、主に基本文献講読と議論を通じて学ぶ。それらを通じて、各自の研究課題が特定の専門領域であったとしても、考える際の視野を広くもてるようにすること、アプローチの多様さを意識できるようにすること、そして学際的に検討する力を持てるようにすること、以上を通じて主に生活健康科学での研究の質を高める素地を培うことを本科目の目標とする。社会・経済研究法(1)「経済学研究法」坂井  素思 教授2この講義では、社会経済組織上の重要な考え方である、社会関係資本の基礎的な視点を獲得するために、R. パットナム『Bowling Alone(孤独なボウリング)』およびこの題材に関係する文献等を取り上げ、ソーシャル・キャピタル概念、経済社会関係としての信頼、互酬・交換関係についての検討及び研究方法の指導を行う。授業方法は一部講義形式も採用するが、全体として演習方式によるものとする。英文テキスト・文献等の講読とグループ討議を学生と教員との間で繰り返すことによって、展望の方法、論理的思考、統計資料の分析などの方法を身につける。社会・経済研究法(3)「社会学研究法」 北川 由紀彦 准教授2この授業では、社会調査(特に質的な調査)によって得られたデータを分析し博士論文へとまとめ上げていくうえでの基本的な考え方、まとめ方、留意点、課題等について、社会学の都市エスノグラフィーを中心とした各種の調査研究報告書の読解を通じて学んでいく。原則として演習形式(受講者による輪番での報告と討議)で行う。社会・経済研究法(4)「人的資源管理研究法」原田  順子 教授2人的資源管理研究において基盤となる方法について習得する。①各自の研究関心に基づいて人的資源管理研究の蓄積を展望する。②各自の研究関心の現段階における研究状況を把握し、問題点を探究する。③研究テーマ・課題の意義づけを深め、論文構成の見通し・研究手法について基礎力を育成する。社会・経済研究法(5)「農村開発論研究法」河合  明宣 教授2農村開発論は、課題解決志向が強い地域研究といえる。受講生が専攻する学問分野(ディシプリン)に基づいて対象地域の現状を把握する方法の概略を説明する。演習において、対象地域に関連する2次資料の収集と現地調査を通して開発課題を鮮明にし、課題解決の具体策をまとめていくことになる。受講生が博士論文で取り組もうとしている研究テーマ・課題を明確にする方法を身につけるために現地調査を踏まえて報告書を作成し、各々の報告書の合同評価を行う。社会・経済研究法(6)「企業会計研究法」 齋藤  正章 准教授2通常、企業会計というと「会計制度」に関する研究が一般的であるが、本講義では経営をコントロールするのに適した会計とは何かを探求することを目的とする。企業は様々な利害関係者との複雑な契約関係から成り立っていると考えられるが、外部の利害関係者と会計のあり方、内部の利害関係者と会計のあり方をそれぞれ議論・検討する。最後に外部報告会計と内部報告会計との融合と会計による経営のコントロールについて総括する。− 7 −

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