大学院(修士課程)授業科目案内
29/52

27社会経営科学プログラム(注)単位認定試験の平均点については2018年5月1日現在での過去2学期(2017年度第1学期、2017年度第2学期)分を掲載しています。(注)網かけの科目はオンライン授業科目です。課題実施スケジュールの確認方法はp.46をご確認ください。(科目コード)科目名主任講師名単位メディア放送時間単位認定試験日・時限講義概要平 均 点(8930708)公共哲学(ʼ17)山岡 龍一(放送大学教授)齋藤 純一放送大学客員教授早稲田大学教授2017年度開設科目2ラジオ〔第2学期〕(木)23:15~24:00[第2学期]2019年1月26日(土)8時限(17:55~18:45) 現代社会における「公共性」の諸問題を、新たに問い直し、新たな解決法を考えていく方法を検討する。「公共哲学」という、近年再定義・再考察が試みられている視角・考え方を、理論的なレベルで紹介・解説しつつ、さらには、いくつかの具体的な問題に関する公共哲学的なアプローチを紹介・解説する。特に学生が、既存の「公共」に関する考え方を批判的に反省し、自らの知の新たな可能性を開くことができるようになることが目指される。狭義の「哲学」ではなく、社会科学的な知のあり方の刷新の方法を、批判的に紹介することで、講義全体が公共哲学の展開の事例となる予定である。※履修の上で、特に必要な知識はない。もちろん、既に何らかの社会科学になじみをもっているなら、より理解が容易になるであろう。社会経営科学プログラム以外のプログラムに属する学生にも、その学習の成果を公共的な仕方で生かすために、積極的に履修してもらいたい。【平均点】2017年度1学期(68.6点)2017年度2学期(73.8点)(8930694)経済政策(ʼ17)松原 隆一郎(放送大学教授)2017年度開設科目2ラジオ〔第2学期〕(金)22:30~23:15[第2学期]2019年1月24日(木)2時限(10:25~11:15) 経済学では、経済政策はもっぱら市場では行いえないことがらを補完するとされている。また政策を設計する際の目標は、合理的な個人が効率的に幸福を追求することとされている。つまり市場も政策も、ともに個人の幸福追求の道具とみなされている。しかし自然環境や人間関係、文化伝統といった市場が前提とせざるをえない事柄は、いずれも道具や設計の対象にはなりえない。また不確実性が強いと、効率性の追求は幸福を引き下げかねない。それらをも考察の視野に納めるならば、経済政策はどのようなものになるだろうか。全15回で考察してみたい。【平均点】2017年度1学期(77.0点)2017年度2学期(71.7点)(8930732)現代訴訟法(ʼ17)町村 泰貴放送大学客員教授成城大学教授2017年度開設科目2ラジオ〔第2学期〕(水)23:15~24:00[第2学期]2019年1月26日(土)7時限(16:45~17:35) 裁判制度は古来から存在するが、現代社会では新しい形の法的紛争や紛争解決の方式が生まれて、その重要性が大きくなっている。日本の裁判制度が現在抱えている諸問題について、民事裁判を中心としながら、刑事裁判や行政裁判にも言及して、問題の核心を具体的に学習する。※法学の専門教育を経ていることは前提としないが、新聞などで報じられる裁判関係ニュースなど、法的な問題に関心を持っていることが望ましい。【平均点】2017年度1学期(55.6点)2017年度2学期(69.0点)(6930018)イランとアメリカ(ʼ17)高橋 和夫放送大学名誉教授国際政治学者2017年度第2学期開設科目2オンラインテレビ・ラジオによる放送は行わない。開講期間中にインターネットで受講すること。通信指導、単位認定試験および再試験は行わない。成績評価は、2回の中間レポートと最終レポートの評価により行う。レポートはネットにより提出を求める。中間レポート 30%×2=60%、 最終レポート 40% イランとアメリカの関係を歴史的文脈に位置づけ、その将来を展望する。具体的には、2015年7月のイランの核開発問題に関する包括的合意によって注目される同国とアメリカの関係を概観する。イランの歴史から説き起こしイラン人の歴史認識を紹介する。なぜならば、それがイランの行動を説明する重要な要因であるからだ。歴史的な背景を押さえたうえで、議論は20世紀中盤からのイランとアメリカの関係を振り返る。そこでの大きな事件は1953年のCIAによる民主的に選ばれたモサデク政権の転覆工作であり、1979年から1980年にかけて起こったテヘランのアメリカ大使館人質事件である。こうした経緯を踏まえて醸成された深い不信感にもかかわらず、2015年には両国は上述の歴史的な合意に達した。なぜか。そのために払われた両国政府の外交的努力を跡付ける。同時に合意後の情勢を展望する。イラン・アメリカ関係を語りつつ、現代の国際政治の特徴そのものを論じたい。※学部科目の「現代の国際政治(ʼ18)」「国際理解のために(ʼ13)」「世界の中の日本(ʼ15)」や「パレスチナ問題(ʼ16)」などの事前の履修が望ましい。 レポートの課題図書として次の本を必要とする。 高橋和夫著『イランとアメリカ』(朝日新聞出版、2013年)Kindle版¥540※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。※印刷教材はありません。通信指導は行わない。※詳細はp.46参照(8930686)地域の発展と産業(ʼ15)河合 明宣(放送大学教授)「地域の発展と産業(ʼ11)」の単位修得者は履修不可2015年度開設科目2ラジオ〔第2学期〕(木)22:30~23:15[第2学期]2019年1月24日(木)3時限(11:35~12:25) 私たちの生活や生産活動にとっての地域の役割が重要度を増している。これは、グローバル化の中で大きな影響を被った個々の生活及び生産活動の見直し、立て直しを図ることが主要な背景の一つとなっている。地域とは何かを考えるために、今日までに蓄積されてきた地域研究を振り返る。次いで、幾つかの研究方法(ディシプリン)に基づいた地域の理解を具体的に学習する。内発的発展、発展途上国における参加型農村開発等に関する論点整理を通して、対象とする現場において、「地域」の発展に関わるアクター(担い手)を捉え、持続可能な発展(開発)が求められる21世紀の地域像を考えてみたい。【平均点】2017年度1学期(79.5点)2017年度2学期(83.6点)〔〕〔〕〔〕

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る