大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
56/68

− 10 −科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要現代社会心理学特論(ʼ15)森 津太子(放送大学教授)「現代社会心理学特論(ʼ11)」の単位修得者は履修不可2015年度開設科目2ラジオ[「人間発達科学プログラム」と共通]本科目では、社会心理学領域の様々な知見について、次の2つの現代的な視点から解説を試みる。第一に、現代の社会心理学がどのようなものなのか、その特徴や動向を紹介する。社会的影響、社会的認知、自己といった社会心理学において特に重要と思われるトピックに加え、感情、自動性など、最近になって特に注目を集めるようになったトピックもとりあげる。第二に、現代的な研究アプローチを紹介する。本科目の中心となるのは、近年、社会心理学において主要な研究アプローチとなっている社会的認知アプローチである。しかしそれに加え、より学際性を帯びた取り組みである、経済学との融合や、人間の社会的行動を環境への適応の産物ととらえる進化論的な考え方、人間の社会的行動の生物学的基盤を探ろうとする脳神経生理学的な研究など、新たな研究アプローチも紹介する。家族心理学特論(ʼ14)亀口 憲治放送大学客員教授 国際医療福祉大学大学院教授 2014年度開設科目2テレビ世界最速で進行中の少子高齢化に加え、東日本大震災による甚大な被害を受けたわが国の家族が抱える課題の解決には、欧米直輸入の手法のみならず、独自の解決策も加える必要がある。一方で、いかなる時代や文化においても普遍的な家族の課題も残されている。本講義では、家族が抱える心理的課題を家族システム論の視点から整理する。次に、この課題が果たせなかった場合に生じうる諸問題について取り上げる。そして、これらの問題に対する家族療法や予防的心理教育プログラムなどの援助法の理論と技法を解説する。また、震災後の被災家族への心理的援助については、多職種の協働によるネットワーク化を通じた地域支援の具体例を通して紹介する。精神医学特論(ʼ16)石丸 昌彦(放送大学教授)広瀬 宏之放送大学客員准教授 横須賀市療育相談センター所長 「精神医学特論(ʼ10)」の単位修得者は履修不可2016年度開設科目2ラジオ[「生活健康科学プログラム」と共通]精神医学は、頭や心の働きの変調や障害に関する知識の集大成であり、精神疾患の診断や治療のあり方を検討する深くて広い学問である。本科目は臨床心理士養成コース大学院の科目であるので、専門的な医学的な知識がなくとも理解できるよう工夫がなされている。今日見られる代表的な疾患を広くとりあげて事例をあげながら解説し、診断ばかりでなく治療の基本的な流れを理解することを目ざす。障害児・障害者心理学特論(ʼ19)−福祉分野に関する理論と支援の展開−大六 一志放送大学客員教授 日本臨床発達心理士会茨城支部支部長 山中 克夫放送大学客員准教授  筑波大学准教授  2019年度開設予定科目2ラジオ障害のある人に臨床心理学的援助を提供するにあたって必要な基本的知識を講義する。まず概論として、臨床心理士の役割、障害や発達のとらえ方について述べる。次に、検査や観察、面接によるアセスメントの考え方について説明する。さらに、発達障害、高次脳機能障害、認知症などを中心として、その概念(状態像)や支援方法について解説する。障害のある本人だけでなく、周囲の人々や環境についてのアセスメントと理解、支援についても述べる。学校臨床心理学・地域援助特論(ʼ15)倉光 修(放送大学教授)2015年度開設科目2テレビ[「人間発達科学プログラム」と共通]今日、学校の中に臨床心理学の知識と技能を持ったカウンセラーがいて、心理的問題に苦しむ子どもたちやその保護者、あるいは子どもに関わる教職員、さらには地域の人々に対して、さまざまな地域援助活動を行っていることは、多くの市民によく知られるようになった。この事業は、1995年に、文部省(当時)によって公立中学校に臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーが派遣されて以来、飛躍的に発展し、現在では幼稚園から大学まで一貫したシステムへと広がっている。臨床心理士は、スクールカウンセリング以外にもさまざまな地域援助を行っているが、ここではそれらについても触れ、こうした心理臨床活動の現状と課題について、広く実際に即した形で学ぶ。臨床心理学プログラム

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る