大学院(修士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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− 6 −科目名主任講師名単位メディア講  義  概  要道徳教育の理念と実践(ʼ20)西野 真由美放送大学客員教授 国立教育政策研究所総括研究官 2020年度開設予定科目2ラジオ学校における道徳教育について、学習指導要領では、「『特別の教科である道徳』を要として学校の教育活動全体を通じて行う」と示されている。そのため、道徳教育の理念と実践について検討するには、教育課程全体を道徳教育の視点で捉えるカリキュラム論と「特別の教科である道徳(道徳科)」の授業理論という二つのアプローチが求められる。本科目では、道徳教育のカリキュラム開発と道徳科の学習指導をめぐる様々な議論や論争に注目しながら、哲学的・歴史的・比較文化的な視点で学校における道徳教育の在り方を考え、多様な実践の可能性を検討する。成人発達心理学(ʼ17)星 薫(放送大学客員准教授)2017年度開設科目2ラジオ成人期という、人生で一番長い期間に生じる、生物学的、社会的、および心理学的変化について考える。成人期と老年期の人間が経験する、生物学的、社会的、および心理学的変化や不変化について、様々な視点から眺めてみたい。老年期には我々は、身体的な否定的変化を様々に蒙る。しかしそれは、我々が、青年期を過ぎたら、ひたすら衰退していくだけの存在であるということを意味しない。若い時とは質的に異なった、別の意味や価値を持った存在になるということである。また、最後に特定の人物を長い年月に亘って追跡的に調べ、彼らが老年期に至ってどのようであるかについてのデータも紹介する。現代社会心理学特論(ʼ15)森 津太子(放送大学教授)「現代社会心理学特論(ʼ11)」の単位修得者は履修不可2015年度開設科目2ラジオ[「臨床心理学プログラム」と共通]本科目では、社会心理学領域の様々な知見について、次の2つの現代的な視点から解説を試みる。第一に、現代の社会心理学がどのようなものなのか、その特徴や動向を紹介する。社会的影響、社会的認知、自己といった社会心理学において特に重要と思われるトピックに加え、感情、自動性など、最近になって特に注目を集めるようになったトピックもとりあげる。第二に、現代的な研究アプローチを紹介する。本科目の中心となるのは、近年、社会心理学において主要な研究アプローチとなっている社会的認知アプローチである。しかしそれに加え、より学際性を帯びた取り組みである、経済学との融合や、人間の社会的行動を環境への適応の産物ととらえる進化論的な考え方、人間の社会的行動の生物学的基盤を探ろうとする脳神経生理学的な研究など、新たな研究アプローチも紹介する。教育心理学特論(ʼ18)三宅 芳雄(放送大学客員教授)白水 始放送大学客員教授  東京大学教授  2018年度開設科目2ラジオ[「臨床心理学プログラム」と共通]教育心理学の中心的な課題は人がいかに学ぶのかその仕組みを解明し、優れた教育の実現に資することである。この講義では学習を人の活動の一環として成立する、できることの範囲を広げる過程、として捉え、その仕組みを明らかにし、人の学習が効果的に成立するための環境について論じていく。特に、人の活動を広く文化、社会環境の中で相互作用として捉え、それを成立させる意識的、無意識的な認知過程の解明を基軸にして学習の仕組みを明らかにし、そこからよりよい教育環境の構築をどう実現していくのかを論じる。例えば、協調的な活動を促す学習環境である知識構成型ジグソー法がどのような活動の認知過程を導き、それがどのような学びを実現するのかを取り上げていく。学校臨床心理学・地域援助特論(ʼ15)倉光 修(放送大学教授)2015年度開設科目2テレビ[「臨床心理学プログラム」と共通]今日、学校の中に臨床心理学の知識と技能を持ったカウンセラーがいて、心理的問題に苦しむ子どもたちやその保護者、あるいは子どもに関わる教職員、さらには地域の人々に対して、さまざまな地域援助活動を行っていることは、多くの市民によく知られるようになった。この事業は、1995年に、文部省(当時)によって公立中学校に臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーが派遣されて以来、飛躍的に発展し、現在では幼稚園から大学まで一貫したシステムへと広がっている。臨床心理士は、スクールカウンセリング以外にもさまざまな地域援助を行っているが、ここではそれらについても触れ、こうした心理臨床活動の現状と課題について、広く実際に即した形で学ぶ。人間発達科学プログラム

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