大学院(博士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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生活健康科学プログラム科目名担当教員名単位講義概要生活健康科学特論所属プログラム教員2豊かな生活、質の高い生活というときには、物質的なものを指すだけではない。むしろ、精神的、身体的、社会的、そしてスピリチュアルな豊かさや質の高さを求める必要がある。そして、「人的環境」や「物的環境」、「保健医療環境」、「社会福祉環境」そして「生活者個人の状態」といったものを対象に、多様な角度からアプローチすることによって、はじめて自己の生活の質の向上及び他者の生活の質の向上につなげる方策や課題が見えてくる。本科目では、多様さを習得し俯瞰力を身につけることが狙いであるため、オムニバス形式で進め、上記のような研究対象について、主に基本文献講読と議論を通じて学ぶ。それらを通じて、各自の研究課題が特定の専門領域であったとしても、考える際の視野を広くもてるようにすること、アプローチの多様さを意識できるようにすること、そして学際的に検討する力を持てるようにすること、以上を通じて主に生活健康科学での研究の質を高める素地を培うことを本科目の目標とする。生活環境情報学・生活科学研究法 川原  靖弘 准教授1生活環境に関わる事象は、時空間変化に着目し視覚的に表現することで、そこから新たな意味を持つ情報が得られる。本講義では、生活空間で得られるデータを、特定のテーマに基づき視覚的に表現し考察する手法を理解する。さらに、領域内他教員との講義を併せ、生活科学領域における実証的な研究を遂行する能力を涵養する。家族関係学・生活科学 研究法下夷  美幸 教授1家族は社会変動のなかで大きく変化しており、従来の支配的な家族モデルが通用しない時代となっている。本科目では、「近代家族」概念、及び家族制度の日本的特徴について理解し、家族を相対化して捉える視点を習得する。さらに、領域内他教員との講義を併せ、生活科学領域における実証的な研究を遂行する能力を涵養する。リスク学・生活科学 研究法奈良 由美子 教授1生きて生活することはそれ自体がリスクを伴うものである。本科目では生活及び社会の諸事象をリスクという切り口でとらえることの意義と手法について学ぶ。そのうえで、受講者が関心をもつ具体的テーマに照らしたディスカッションを行う。さらに、領域内他教員との講義を併せ、生活科学領域における実証的な研究を遂行する能力を涵養する。食品科学・生活科学 研究法吉村  悦郎 教授1食品は多種類の化学物質からなる混合物であり、食品の化学的性質はそれぞれの分子の構造に依存する。本講義では、食品の代表的物質の立体的構造を分子模型を作成することで体験し、それぞれの生化学意義の理解に努める。さらに、領域内他教員との講義を併せ、生活科学領域における実証的な研究を遂行する能力を涵養する。医科学・公衆衛生学 研究法石丸  昌彦 教授関根  紀子 教授田城  孝雄 教授1精神医学とその応用分野・臨床死生学・地域医療・地域包括ケアシステム・医療政策学・運動生理学及びスポーツ科学等医療・健康科学に関する研究の実践法について、オムニバス形式で複数テーマに関する文献等の講読と総合ディスカッション形式で修得し、自律した研究者の素地として必要な独創的な国際水準の実証研究遂行能力を涵養する。看護学・健康社会学 研究法井出   訓 教授戸ヶ里 泰典 教授山内  豊明 教授1医療看護実践場面におけるアセスメント方法の設計・インプリメンテーション・普及に関する評価研究方法論、高齢者の健康維持・増進とリハビリテーション及び安らかな死への準備を含む支援開発方法論、データ収集法や解析法を含む社会調査方法論及び疫学方法論等について、オムニバス形式で複数テーマに関する文献等の講読と総合ディスカッション形式で修得し、自律した研究者の素地として必要な、独創的な国際水準の実証研究遂行能力を涵養する。福祉政策研究法大曽根  寛 教授1社会福祉領域における研究の独自性、研究方法の固有性及び論文作法の手法について学ぶ。また人々の生活実態や専門職の実践に寄り添いつつも、一定の距離を取りながら、科学的な根拠を求めつつ、それを踏まえて政策的な提言に至るプロセスを、博士論文の作成を通じて体得する。− 1 −

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