大学院(博士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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人間科学プログラム科目名担当教員名単位講義概要人間科学特論所属プログラム教員2学生が研究の視座や方法の確立を目指し、自らの研究課題に関わる領域及び隣接領域の課題について幅広い観点から取り組む基礎的な講座である。特に、人間科学プログラムを構成する心理学、教育学、臨床心理学の全領域に属する複数の教員が担当する講義、演習を通じて、現実的で実践的な人間科学研究に必須の基礎的諸技能の理解と修得を目指す。学生は、自立的に研究を行う準備として、領域横断的な基本文献をアサインメントとして精読し、それに関してのゼミ発表と議論を重ねて、博士論文作成の基礎を固める。したがって、本講座の教育目標は、人間科学関連諸分野の研究基礎力の涵養ということになる。生涯学習研究法岩崎 久美子 教授1生涯学習論の扱う領域は幅広く、生涯にわたる学習のあらゆる領域が対象となる。その中から、本科目の前半では、主に成人教育学の理論を取り上げ、関連文献を用いて講義と講読により、基礎概念、研究方法、論文構成などを体系的に理解・検討する機会を提供する。後半では、受講生が構想する博士論文の先行研究として各自が重要と考える論文の選択と発表を求め、併せて、博士論文の構想についての収斂と具現化に向けた検討と討議を行う。教育社会学研究法岩永  雅也 教授1本講の前半では、教育社会学研究の基礎概念と基本課題について体系的に理解した上で、社会的な営みとしての教育の意味を教育段階に沿いつつ理解していくとともに、最近の教育状況とそれを巡る環境の変化及び今後の課題や展望について検討する。本講の後半では、教育社会学に特有な客観的現実認識の手法としての教育調査について理解することを目的に、多様な課題と形状及びプロセスを持つ教育事象から、定量的あるいは定性的な変数を抽出し、その値や形状を測定してそれら相互の関係性を解釈する一連のプロセスを学ぶ。正確で正当な手続きに基づく教育調査は、教育の分野での科学的、実証的な研究を的確なエビデンスを基に進めていくにあたっては必要不可欠の要素である。したがって、本講では、調査票作成、サンプリングの試行といった実践的メソッドに関して理解した上で、調査の結果得られた種々のデータを実際に解析し、そこからどのような法則性や定律を導き出すか、あるいはどのように既存の理論に基づく仮説を検証していくか、主に量的データに関して、その分析・解析と意味内容の解釈について学ぶ。高等教育研究法苑   復傑 教授1本科目の前半では、戦後の高等教育研究に係る重要な論点、研究動向と研究方法等を関連の文献を使って講義と講読により高等教育研究の理論、研究方法を学ぶ。後半では、受講者の博士論文で取り組もうとしている研究テーマ・課題に関連付けて、先行研究の重要文献や研究動向、研究方法を体系的に検討し、自らの研究テーマ・課題を深化し、論文作成構想の基盤を構築する。カリキュラム研究法田中  統治 教授1カリキュラム研究の基礎概念についてその系譜と方法論を中心に検討して、とくにカリキュラムの社会学的研究をはじめとする実証的な研究法を学び、学位論文の作成に役立てることを目指す。教育心理学研究法進藤  聡彦 教授1教育心理学の基礎的な理論について幅広く学ぶとともに、教育界の現況や教育心理学の研究動向を文献講読等を通して学ぶ。また、各自の研究テーマに沿ってレポートを作成・発表し、受講生全員で討議を行う。このようなプロセスを通じて、現代の教育や教育心理学の研究に関する深い認識と自ら研究計画を立案し、結果を適切に分析する能力を涵養する。− 4 −

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