大学院(博士全科生) 学生募集要項・授業科目概要
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科目名担当教員名単位講義概要原子核物理学研究法松井  哲男 教授1現代の核物理学の研究の最前線を考究し、研究に必要な核物理学の知識と方法を学ぶ。特に、これまでの核子多体系としての原子核でなく、クォークとその力学(量子色力学)から原子核の成り立ちや、極限状態での存在形態、その実験的検証について、最新の知識と方法を学ぶ。宇宙物理学研究法谷口  義明 教授1宇宙物理学に関連する専門分野の最先端の研究成果や未解決の問題追求の現状について、研究の動機や目的、対象へのアプローチの方法といった、専門分野にとらわれない根源的な部分についての議論を通して、研究遂行に必要な能力を養成する。特に、宇宙物理学は物理学、化学、数学などの学際的な研究分野であるため、幅広い知識体系の習得が必須となる。その一方で、宇宙物理学特有の概念があり、より専門性の高い分野でもある。他分野との共通点と相違点を把握することによって、より柔軟な思考力と創造力を養う。授業の題材については、担当講師が受講生に応じて適宜設定する。数理解析学研究法石崎  克也 教授1近年、数学をひとつの解決法とする自然科学・社会科学の諸問題は、分野を問わずに広く研究対象となっている。この授業では、数理解析学の応用として、このような数理科学モデルを取り扱う。数理解析学における既知の理論の理解、問題解決のための新たな理論の発見、求められている数理科学モデルの構築、数式処理ソフトによるモデルの可視化など学習し、主体的に研究できる能力を習得できるように指導する。また、広い視野から分野横断的な考察と新研究領域の発掘を行い、研究成果を大域的に判断し、世界に発信できる能力を養う。数理論理学研究法隈部  正博 教授1数学は近年、抽象性と厳密な論理性を追求した結果、自然科学のみならず様々な分野に応用されている。同時に純粋数学として、それ自身の理論の完全なる解明、そして新しい理論の構築を目指して、現在でも発展し続けている。このような多岐にわたる数学の分野において、論理学的観点から、学生の研究課題を考慮しつつ講義する。先端分野で研究活動を始められるよう指導する。地球惑星科学研究法 大森  聡一 准教授1地球惑星科学は、基礎科学、テクノロジー、野外調査など、複合的な体系の上に成り立っている。与えられた研究テーマを推進するだけでなく、みずから研究テーマを開拓するためには、その背景となる体系の理解が必要である。この演習では、最新の研究論文から出発して、引用文献や基礎的な教科書をたどりながら、研究の構造を体系的に解析する訓練を行い、研究のための基礎体力を習得し視野を拡大する。演習の終わりには、新たな研究テーマを発掘するための議論と演習を行う。自然科学特定研究(研究指導)12自然科学に関する特定の研究課題について、自立した研究活動能力を養成し、その成果を科学的根拠に基づいた創造性・独創性の高い論文作成へと指導する。各担当教員による指導の他、研究成果が狭い専門領域の範囲のみに閉塞してしまうことを回避することを目指し、各年次に一回、学生のメジャー分野のプログラムに属する教員全員で指導・支援し、学際的な観点に立って研究と論文の内容・方法・水準のチェックを行う全体報告会を実施する。加藤  和弘 教授ある特定の生物にとって重要な環境条件とは何かを考えるための思考法と、その基礎となる理論をまず指導し、先行研究の把握とあわせて研究の知的基盤を醸成せしめる。次いで、重要な環境条件を検証するための野外調査法とデータ分析法を、個々の学生が直面する課題に即して習得するための研究指導を実施する。この過程で得られた研究成果に基づいて、新規性・独自性を備えた論文作成のための指導を行う。自然科学プログラム− 21 −

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